ナンバー1は誰だ!?日本代表歴代サイドバックTOP5

サッカー




これまで日本は多くのスターを輩出してきましたが、ここ最近地位を高めてきたポジションはSBではないでしょうか。屈強なヨーロッパのアタッカーと対峙しながら攻撃にも参加する現代サッカーでは重要度が高いポジションです。

そんな「サイドバック」で最も結果を残してきた選手をランキング形式でTOP5を今回決めていきたいと思います。

それでは順番に見ていきましょう。




5位 加地亮

ポジション:右SB

出場数:64試合2G

代表歴:2003年〜2008年

特徴:クロス精度光る攻撃的SB

まずは5位にランクインしたのは豊富な運動量を武器にジーコジャパンの右SBで主力として活躍した加地亮。2003年にA代表に初招集されていて2004年アジアカップでの優勝に貢献しています。ガンバ大阪時代の2006年のJリーグベストイレブンを獲得する日本を代表するサイドバックになっています。2017年に現役引退を決めてセカンドキャリアでカフェを経営するなど、一般的なサッカー選手とは少し異なったセカンドキャリアを歩んでいます。

4位 駒野友一

ポジション:左右SB

出場数::78試合1G

代表歴:2005年〜2014年

特徴:高精度クロスを持ついぶし銀SB

4位にランクインしたのは駒野友一。落ち着いたプレイを90分等して続けられるクロスのスペシャリスト。2005年にA代表初選出されています。2010年南アフリカW杯では全4試合に出場し堅実な守備スタイルを採用した岡田ジャパンの主軸として初のW杯ベスト16進出の原動力になりました。最も印象的な場面では南アフリカW杯パラグアイ戦で同点で迎えたPK戦でのクロスバー直撃での敗退はないでしょうか。本人曰く高校生の頃に一度だけ外した事があるだけというほどPKの名手だったらしいです。駒野選手は2022年に現役を引退しています。

3位 内田篤人

ポジション:右SB

出場数:74試合2G

代表歴:2008年〜2015年

特徴:世界に通用するスピードと優れた判断能力

3位は日本人初のチャンピオンズリーグベスト4進出の偉業など数々の盟主とマッチアップを繰り広げた攻撃型SBの内田篤人。鹿島アントラーズに高卒ルーキーとして出場し、初見度からアシスト、ゴールを記録しています。2008年にはJリーグベストイレブンに選出されるなど2009年鹿島史上初の3連覇に大きく貢献、2010年にはドイツブンデスリーガのシャルケに移籍するとすぐにスタメンに定着。2007年にA代表初選出。ザックジャパンでは不動の右サイドバックとして2014年ブラジルW杯にも全試合出場しましたが結果は予選敗退でW杯を去ることになりました。その後は度重なる膝の怪我で惜しまれながらも2020年に現役引退。引退後はサッカー協会のコーチに就任しています。




2位 酒井宏樹

ポジション:右SB

出場数:74試合1G

代表歴:2012年〜2022年

特徴:SB歴代最強の守備強度

2位にランクインしたのは、日本、ドイツ、フランスの各リーグでスター選手とマッチアップした選手を、スピード・フィジカル・スタミナでシャットアウトしてきたSB酒井宏樹。柏レイソルでデビューを果たしチーム初のJリーグ優勝に貢献しベストイレブン、ベストヤングプレーヤーに選出される。2012年にドイツブンデスリーガ「ハノーファー」に移籍。その年にA代表にも初選出される。2016年にフランスリーグ・アン「マルセイユ」に移籍。2018年ロシアW杯、2022年カタールW杯メンバーにも選出され、守備を重視される戦術にフィットし活躍。日本人離れしたクオリティーの本格派SBと言えるでしょう。

1位 長友佑都

ポジション:左SB

出場数:142試合4G

代表歴:2008年〜2022年

特徴:圧倒的なスタミナオーバーラップ製造機

1位は日本のSBの歴史を変えたダイナモ長友佑都。子供の頃はジュニアセレクションに落選するなど決して順風満帆ではありませんが、中学時代から運動量の増加・体幹トレーニングを通じてフィジカルを強化し少しずつ覚醒。大学でも怪我などもあり太鼓で応援するといった日々を送りますが怪我中のフィジカルトレーニングが功を奏しプレー強度を発揮。急成長し2008年にFC東京と契約しすぐにスタメンを獲得.。2008年に代表初選出されると2010年、2014年、2018年、2022年とW杯に4度出場しベスト16の成績に大きく貢献。2011年にはセリエAの強豪「インテル」に移籍しレギュラーの座を勝ち取り世界的なSBとなっていきます。今後全盛期の長友以上の選手が現れることはないと思われる程の存在ですね。次のワールドカップも狙っているようですが長友も年には叶わないと思いますがぜひ見てみたいです。