塚次郎の夏

ナンバー1は誰だ!?日本代表歴代サイドウイングTOP5




これまで日本は多くのスターを輩出してきましたが、中でも近年世界でもしけを取らない選手が多く存在しているのがサイドウイングではないでしょうか。サイドを切り裂きゴールに直結する活躍で人気のポジションにもなります。

そんな「サイドウイング」で最も結果を残してきた選手をランキング形式でTOP5を今回決めていきたいと思います。

それでは順番に見ていきましょう。




第5位 久保建英

選手名 : 久保建英

ポジション : MF

代表通算 : 29試合3G

プレースタイル : 和製メッシ

久保建英は2024年現在でまだ22歳という若さでA代表出場試合は29試合。スペインの名門FCバルセロナで幼少期からJr.ユースまで過ごしましたがFCバルセロナの登録違反の制裁処置で一時帰国しJリーグFC東京に入団。16才の若さでデビューしルバン杯では大会最年少ゴールを決めている。その後横浜FMにレンタル後FC東京に復帰し18歳の時に日本人初のスペインリーグ名門レアル・マドリードに完全移籍という快挙を成し遂げる。しかしトップでのスタメンを勝ち取るには至らず出場機会を求めマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェなどにレンタルで移籍。試合感を取り戻し現在のレアル・ソシエダへ移籍。トップ下や右サイドウイングでレギュラーを勝ち取り覚醒の兆しをみせる。

特に久保建英といえば絶妙なタッチでのドリブルで、近年はフィジカルも強化しドリブルに磨きが掛かっている。

次のW杯では間違いなく日本代表の主役級になるのは間違い無いでしょう!

第4位 松井大輔

選手名 : 松井大輔

ポジション : MF

代表通算 : 31試合1G

プレースタイル : 稀代のテクニシャン

松井大輔は中学までは地元京都の中学に通い短期留学でフランスのパリサンジェルマンからのテスト生での誘いを受け、挑戦を望むも家族の意向もあり日本へ留まり、高校からは地元を離れ、鹿児島の名門鹿児島実業へ進学。高校サッカー選手権では国見高校、帝京高校を破り準優勝。
その後複数のクラブからのオファーから憧れでもあった三浦和良が所属する京都パープルサンガへ入団。J2降格の屈辱なども味わうが天皇杯優勝などクラブの初タイトルに貢献。
2002年からフランスリーグ2部のル・マンに移籍し1年でフランス1部リーグ・アン昇格に大きく貢献している。その後も海外での移籍を繰り返し2014年からジュビロ磐田に移籍し10年ぶりにJリーグに復帰。

特に松井大輔といえば足元のテクニックが当時はずば抜けておりドリブル技術の高さで2010年Wカップでは不動の右ウイングで全試合スタメンで主力の活躍をみせた。

第3位 乾貴士

選手名 : 乾貴士

ポジション : MF

代表通算 : 36試合6G

プレースタイル : サッカーを楽しむ天才ファンタジスタ

乾貴士と言えば当時全国を席巻した滋賀県代表で出場を果たした全国高校サッカー選手権で、チーム全体が高い技術を持っており「セクシーフットボール」と呼ばれ大会優勝を果たした中心メンバーで、この頃も狭いスペースでも取られない高いドリブル技術を発揮していた。卒業後2007年に横浜Fマリノスの入団が決定しプロになるがチームの選手層の厚さに苦しみ出場機会はほとんど得られなかった。しかし翌年の2008年からレンタル移籍でC大阪に加入後才能を開花。香川真司と息の合ったプレーで47試合20ゴール14アシスト。2010年優秀選手賞を受賞。2011年からドイツブンデスリーガVfjボーフム移籍しすぐにレギュラーに定着。2012年にはフランクフルトに移籍。当時のブンデスリーガ日本人最多得点のリーグ6得点を挙げる活躍を見せる。2015年から念願のスペインリーグに挑戦しSDエイバルに移籍。2017年にはリーグ9位のクラブ史上最高順位の立役者になる。その後はレアルベティス、アラベスなどを渡り歩き2021年から10年ぶりにJリーグC大阪に復帰。内部問題などの影響で2022年に退団。
現在は清水エスパルスで活躍中。
日本代表では2018年W杯でのベルギー戦のゴールなどスタメンで活躍し、チームのベスト16進出に貢献した。




第2位 三笘薫

選手名 : 三笘薫

ポジション : MF

代表通算 : 20試合7G

プレースタイル : 和製ネイマール

三笘薫は幼少期から高校卒業までのU-12、U-15、U-18の川崎フロンターレの下部組織で過ごしトップチーム昇格の打診もあったが断り筑波大学に進学。2017年、当時2年生の時の天皇杯2回戦で2得点をあげ勝利した。在学中ながら川崎フロンターレの特別指定選手に承認され大学4年生でトップチームデビューを果たす。2020年に正式に川崎フロンターレに入団し新人では異例の13得点12アシストを記録しベストイレブンに選出。チームもJ1リーグと天皇杯優勝で2冠達成に大きく貢献。2020年東京オリンピック後にイングランドプレミアリーグのブライトンに移籍するがビザの関係でベルギーリーグに期限付きで移籍。sその後2022年夏からブライトンに復帰。すぐさまプレミアリーグに適応しチームの中心メンバーで、岡崎慎司、香川真司を超えるリーグ7得点をマーク。
日本代表ではカタールW杯に選出され全試合にジョーカー的な役割で途中出場しスペイン戦では「三笘の1ミリ」で田中碧のゴールをアシストし逆転勝利しベスト16を果たしいた。

第1位 伊東純也

選手名 : 伊東純也

ポジション : MF

代表通算 : 54試合13G

プレースタイル : イナズマサイドアタッカー

伊東純也は小学校からサッカーを始め中学入学前に横浜マリノスJrユース入団テストを受けるが不合格となり地元のクラブチームに入団。神奈川県内の公立高校に進みサッカーを続けるがサッカー部は目立った成績を残せなかった。2011年に推薦入学のオファーで神奈川大学に進学。3年生時に関東大学2部リーグで17得点を挙げ得点王とベストイレブンに選ばれ、翌年も10得点12アシストでアシスト王、2年連続ベストイレブンに選ばれヴァンフォーレ甲府の獲得オファーを受け2015年加入が内定しプロの世界へ。30試合4得点をマーク。翌2016年に柏レイソルに完全移籍しサイドバックにコンバートされたが監督交代でサイドハーフやウイングハーフへと様々なポジションにコンバートされるが最終的に3トップを形成し7得点を挙げた。翌年の2017年にはJリーグ優秀選手賞を受賞。
2019年にベルギーのKRCヘンクに期限付き移籍。14試合で3ゴール4アシストを記録しリーグ優勝に貢献。2020年3月にヘンクに完全移籍。2019-2020シーズン37試合6ゴール9アシスト。2020-2021シーズン42試合12ゴール16アシスト。2021-2022シーズン49試合8ゴール21アシストでこの年のアシスト王に輝き年間最優秀ゴール賞と2冠達成。
2022年からフランス・リーグアンのスタッドランスへ完全移籍
日本代表では2017年に初選出で2022年W杯予選では4試合連続ゴールなど計7ゴールに関与しW杯出場に大きく貢献。遅咲きの印象はあるが「戦術伊東」と言われるほど今の日本代表になくてはならない存在になっている



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